2011年9月21日水曜日

Annotations によるワークフロー上のコメント

WF 4.5 になり追加された機能の中で、アノテーションというものがあります。簡単に書くとコメントを付箋のように付与できるとのことでしたので、実際にどのような感じになるかスクリーンショットを採ってみました。
Annotation1
ワークフローデザイナ上のアクティビティを右クリックするとメニューが表示され、その中にアノテーション関係のメニューが、「追加」「編集」「削除」や「すべて表示」「すべて隠す」「すべて削除」という形で用意されています。
上記画面はアクティビティにアノテーションを追加してみた状態です。まさしく付箋です。ただこのアノテーションはオンカーソルな状態にのみ、このように表示されます。
Annotation1A
通常時は上記のように、アノテーションが設定されているアイコンがアクティビティの右端に表示されています。
Annotation2
すべて表示や、アノテーションのピンボタンをクリックするとこのような形で表示されます。イメージしていたのは付箋が表示されっぱなしだったのでちょっと異なる形ですが、考えてみるとその形ですと付箋だらけになってしまい、逆に視認性が悪くなるのでこのようにアクティビティの中で表示されるのがいいのでしょうね。
なお、xaml上ではアクティビティの属性として記述されます。
   1: <NoPersistScope sap2010:Annotation.AnnotationText="テスト的なアノテーション" 
   2:      sap2010:WorkflowViewState.IdRef="NoPersistScope_1" 
   3:      sads:DebugSymbol.Symbol="dyRDOlxVc2Vyc1x4b2JpXERlc2t0b3BcV29ya2Zsb3cxLnhhbWwBHQMdrAECAQE=" />
ワークフロー上にコメントを記載したい、というリクエストは結構多くあったと思いますので、この機能追加は喜ばしいことだと思います。

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