2013年4月10日水曜日

Workflow Manager CU1 による DynamicValue アクティビティのサポート型追加

以前の記事で Workflow Manager 1.0 CU1 がリリースされたことを書きました。その際、アップデートされた内容の中に、Int64 型のサポートという記述があったので、以前試して失敗していた DynamicValue アクティビティのサンプルを再度確認してみました。


今回もソースからの実行ではなく、ワークフローデザイナーにて作成したワークフローで確認しています。

DynamicValueデザイナー

上記のワークフローを WorkflowManager 上で実行させてみました。具体的には CLR/H の Facebook ページ情報を取得して、JSON で渡されるその結果から特定の項目を取得してみようというものです。

以前は JSON データの中に Int32 ではオーバーフローしてしまう値が含まれていたために、Workflow Manager 上でエラーとなっていたものですが、今回は・・・。

DynamicValue実行結果

途中で value = 61 と表示されているのが見えているように、無事実行ができました!

これで心おきなく DynamicValue アクティビティを利用して JSON データも気楽に扱えるようになるというものです。
ひとつ気になっている点が実はあり、このアップデートの適用ですが Workflow Manager 1.0 CU1 が行ったのか、Workflow Manager Tools for Visual Studio 2012 または Visual Studio 2012 Update 2 が行ったものなのかがつかめていません。今のところ、Workflow Manager Tools の最新版適用でも更新されるのではないかな、という見解です。

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