2017年12月2日土曜日

LogicApps Live Nov 29 2017

前回は9月末に行われてちょっと間の空いた LogicApps Live。LogicApps チームの一人だった Jeff  Holan さんが、Azure Functions チームへと移動しましたが、以前にも登場したことのある Derek さんが放送に加わっています。

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まずはここまでに追加された新機能の話です。

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SOAP 対応、Azure Functions の Swagger 対応、HTTP OAuth の認証機能追加、Liquid テンプレートによるデータレイアウト変換、実行履歴の表示機能強化、OMS 連携の強化、ポータル上での設定追加、URI 関係の新関数、JSON 操作用の新関数、並列実行数のデザイナー上での設定対応、サイズベースバッチトリガ、統合アカウントとバッチコネクタの連携、とこうしてみると非常に多くの機能が追加されているのがわかります。

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新規に追加されたコネクタ群です。

コネクタ自体の追加については、日々チェックしているので把握できていましたが、Outlook コネクタが Webhook トリガ対応していたり、SQL コネクタでの動的スキーマ対応(ストアドプロシージャの戻り値に合わせてデザイナー上で対応することかな)、Blob コネクタでブロック Blob が作成可能になっていたりと、こちらも色々強化されているのがわかります。

既存コネクタの更新については、この Live とかじゃないとわからないことが多いんですよね・・・

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そして、新しい価格プランについての説明です。今までは特定リージョンでのみ実施されていた、新しい従量課金プランが投入されることになります。既存アクションの実施が、単純に 1 アクション いくら、となり簡潔になったのと、クリックすると死ねることで有名な統合アカウントが、時間単位による課金制に切り替わります(これまでは開発用と通常用の2種類しかなかったのですが、Standart、Basic、開発用、と 3 つに分かれるのかな?)

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現在作業中のものです。

IF などでの判断結果を見やすくする Complex Condition 対応、現在 90 日固定となっている LogicApps の生存期間を 7 日~365 日までで設定可能にする Congiurable lifetime、デザイナー上での Split-On 設定や、再始動周りの強化、追跡する際に内部で利用しているトラック ID を開放してデザイナーで設定可能にしたり、リソースブレード更新するよ、とか言っていたりと非常に色々です。

新規コネクタでは何といっても Office365 Excel でしょう! Flow でしか利用できていないのがずっと不思議でしたが、恐らくこれは OneDrive for Business 上の Excel ファイルを操作するとかそういう方向でくるのかなー、なんて思います。予想が外れてもっといろいろできるとうれしいですが(

個人的に気になっているのは、以下の物でした。

1:Cusstom Asembly in Maps

これはBizTalk的な分野ですが、現在の Map 機能では組み込まれているものしかデータ変換時に利用することはできていません。ここで、自作のアセンブリをアップして利用可能にする対応です。これができると、一般的なデータ変換なものは、ほぼほぼ対応可能になると思います。

2:XSLT3 support

XSLT は xml の変換などにも用いるスタイルシート規格ですが、XSLT 1.0 が 2.0 になったあたりで、色々ごたごたしてしまいあまり目立ったところには話題が上がらなくなってしまっていましたが、XSLT3 を利用した変換に対応する予定とのことです。

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後は世界で実施されている Microsoft Tech Summit の話や、

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ガートナーのイベントへ参加する話がありました。

どうやら今年の放送はこれが最後らしく、次回は年明け!、なんてことを言われていたので、またもう少し間があくようです。

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