2013年4月9日火曜日

ウイルスバスターを導入している環境では Hyper-V に新規 VM を作成しようとするとエラーになる

調べてみると Windows 2008 Server とかの世代から脈々と受け継がれている仕様のようですが、今後も食らう可能性が高いので残しておきます。

ウイルスバスターを導入している環境では、新規 VM の作成時にエラーとなるのは前述したとおりです。エラーとなる箇所は様々で、メモリが設定できませんとかストレージを設定できませんとか色々出てきますが、原因は全てウイルスバスターです。

MS からも公式に KB が出されていますので、そちらも参照してください。トレンドマイクロから出されている KB では、設定が必要な情報が不足しておりダメでした。

ウイルスバスターの管理コンソールが利用できるのであればそちらからスキャンの除外設定を行えますが、自分の環境ではそれが許されておりませんでしたので、レジストリに直接設定を行います。

Hyper-Vウイルスバスター

ExcludeExt は除外する拡張子の設定で、今回は vhd ファイルを全般除外させました。ExcludeFile は除外するファイルの設定で個別に指定する必要がある場合に行います。今回は Hyper-V で利用される Vmms と Vmwp 二つを指定する必要があるとの事です。

ExclideFolder は除外するフォルダの設定で、ここには Hyper-V で利用するデータフォルダ(設定が保存されているフォルダや VHD ファイルのフォルダ)を指定する必要があります。

ここまでの設定を行うことで、Hyper-V での新規 VM 作成が阻害されずに行うことができるようになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿